ロバート・ハインデル
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H・アール・カオス


作品

Robert Heindel
(ロバート・ハインデル)

1938年米国に生まれる。
29歳でタイムの表紙を飾って以来、米国の基幹企業の広告、及び一流雑誌に作品を提供し、アメリカを代表するアーティストとして活躍。
79年、イラストレーターとしては最高の栄誉であるハミルトン・キング賞の受賞を機にファイン・アーティストに転身。 80年代以降バレエを描く画家として、欧米の一流バレエ団から公演前のリハーサルに招かれて取材を行い、米国、英国、オランダ、日本で作品を発表、権威ある美術専門誌「ギャラリー・インターナショナル」で現代のドガと称される。
著名なコレクターの中には故ダイアナ妃、モナコのキャロライン王女のほか、生前高円宮殿下が愛された画家としても有名である。映画俳優のクリント・イーストウッド、監督のジョージ・ルーカス、また「キャッツ」「オペラ座の怪人」などのミュージカルで世界的に知られる作曲家アンドリュー・ロイド・ウェーバー卿など世界のセレブリティから敬愛されている。
85年に英国ロイヤル・フェスティバルホールで開催された展覧会では、故ダイアナ元妃、故マーガレット王女が賓客として臨席し、延べ30万人が来場、6週間のロングランで行われた。以降米国、英国、オランダ、そして日本で定期的な個展を開催している。 日本では92年のデビューを皮切りに2年毎に新聞、テレビ各社が主催する文化催事として有料の展覧会が開催されている。
97年、テレビ朝日「ニュース・ステーション」にて天才画家として紹介され、また2003年11月に公的美術館として初めて酒田市立美術館(山形県)でのハインデル展が開催された。2005年7月、アメリカ、コネチカット州の自宅で肺気腫の為逝去。享年66歳。
2006年10月、NHK「迷宮美術館~絵画は踊る」にて、ダンスを描いた画家のひとりとしてマティスなどとともに紹介される。 2009年6月 テレビ東京、BSジャパン「美の巨人たち」にて紹介される。 1992年春、英国ロイヤルバレエ団来日記念として日本に初めて紹介されて以来、多くの絵画ファン、舞台芸術を愛する方々を魅了してきたロバート・ハインデル。2005年の突然の逝去後も、2006年にはNHK「迷宮美術館」に紹介されるなど、その評価は高まる一方です。